ストレスのない快適な環境

地域の有用な自然環境の活用

Take advantage

昔から球磨地域において畜産が行われていましたが、舎飼いが一般的でした。昨今、本地域でも耕種農家の高齢化が進み休耕田、休耕果樹園が増えておりました。

地域の肥沃な土地を活かせないかと、それらを利用した田畑放牧を推進してきました。その結果ストレスがない快適な環境で、健康な牛の生育ができるようになりました。

球磨の畜産

球磨の豊かな気候風土

熊本県の南部に位置し、九州中央山地の市房山をはじめ、急峻な山々に囲まれた緑豊かな盆地です。

東西に流れる「球磨川」よりもたらされた肥沃な耕地では、盆地特有の気候を利用した農業や、豊富な草資源を活かした畜産業が古くから盛んにおこなわれています。

稲穂

球磨地域の畜産の歴史

球磨地域ではあか牛が古くから飼育されていました。平成元年から本格的に黒毛和牛の飼育に取り組み、現在黒毛和牛を中心として改良を進めています。

平成28年度末球磨地域の畜産状況
畜産農家:536戸
飼育頭数:5,450頭
球磨黒牛

資源循環型畜産

家畜排せつ物を堆肥化し、林資源の加工の過程で出される木くずを敷料やたい肥に活用するなど、地域に存在する有機自然資源をサイクルさせて活用することで、各産業が連携しながら、自然にやさしく、継続できる産業の構造化図り、健全な牛の飼養に取り組んでいます。

球磨黒牛

球磨畜産の取組

球磨黒牛の子牛

飼養管理と衛生管理の徹底

Mangement

球磨畜産では子牛の生育状態にあわせた育成マニュアルを構築し、生育ステージに応じた飼養管理を通して健康で丈夫な子牛の育成に取り組んでいます。

衛生面でも、毎月消毒の日を設定して常に清潔な生育環境を整え、健康で強い子牛の育成を行っています。

 

豊かな自然環境での育成

Bring up

出産直後からの育成管理と畜産農家の愛情をいっぱいに注がれた子牛は、豊かな球磨盆地の自然環境の中で育成が行われます。

球磨川水系の恵まれた地下水を飲み、その水で育った栄養豊富な草資源を食べ、球磨地域ならではの平坦地が少ない地形での放牧によって、足腰が丈夫で「健康な牛」として成長します。

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豊かな自然に育まれた球磨黒牛

~安心できる食の提供を目指して~

球磨黒牛

清流「球磨川」からもたらされる肥沃な大地、休耕田を活用した恵まれた環境と草資源から健康で安全な球磨黒牛が育まれまています。

「資源循環型畜産」の展開で、継続的かつ安心、そして地球にやさしい畜産に取り組みます。

球磨畜産農業協同組合
〒868-0302 熊本県球磨郡錦町大字一武1546
☎0966-38-3777